アストラゼネカ製ワクチン 2回接種後も血栓の報告[2021/05/26 06:24]

 イギリス政府はアストラゼネカ製のワクチンについて、2回目の接種を終えた後にも血栓の症状が15人に出ていたことを発表しました。

 イギリス政府が12日までのデータをまとめたところ、アストラゼネカ製のワクチンを接種した延べ2390万人のなかで309人が接種後に血栓を発症し、このうち56人が死亡していました。

 2回目の接種後に限ると、血栓を発症したのは900万人のうち15人で、死者はいなかったということです。

 これについて規制当局は60万人に1人の割合で、1回目の接種後よりも頻度は少なく「2回目の接種後に報告された症状はすべて軽度だった」と強調しています。

 ただ、イギリス政府は40歳未満に対してはアストラゼネカ製のワクチンを接種しないよう推奨しています。

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