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コロナ禍で、アメリカのGDP(国内総生産)がマイナス成長だった一方、企業トップの報酬は増加している実態が明らかになりました。
AP通信によりますと、アメリカの大手企業約340社を調査した結果、2020年の経営者の報酬の中央値は1270万ドル=約14億円となり、前の年より5%増えたことが分かりました。
2019年の伸び率は4.1%で、新型コロナウイルスの影響がなかった年よりも、さらに増加した形です。
クルーズ船会社「カーニバル」は新型コロナの影響で運休を余儀なくされ、1兆円を超える赤字となりましたが、CEO(最高経営責任者)の報酬は19%上昇しました。
多くの企業で現金報酬は減ったものの、株価が上昇したためその分の報酬が増えたということです。
企業トップの報酬が一般の従業員の50倍を超えた場合、法人税を割増す法案が連邦議会へ提出されるなど、バイデン政権下では格差の拡大に厳しい目が向けられています。
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