「ミャンマーに関心持って」北角さんらが国会で訴え[2021/06/02 07:53]

 ミャンマー情勢について、日本人ジャーナリストらが民主化の実現を改めて訴えました。

 ジャーナリスト・北角裕樹さん:「関心を持ってもらいたい。小さなことでも良いと思うんですね。(ミャンマー人に)頑張ってねと言ってあげるのも大きな力になると思う」

 国会内で1日、作家やジャーナリストらが会見を開き、ミャンマーでの民主化の重要性などを訴えました。

 また、国軍に一時拘束されたジャーナリストの北角さんも出席し、日本政府に対して「非常に誇り高い外交官が助けてくれた」と感謝を述べるとともに、ミャンマー問題の解決に向けても尽力するよう求めました。

 ミャンマーの人権団体によりますと、クーデター後、国軍の弾圧で840人が死亡し、約4400人が不当に拘束されているということです。

 在日ビルマ市民労働組合・テンテンウさん:「(日本のために働いている在日ミャンマー人が)不安で毎日過ごしていることを日本政府が見逃していることは本当に悲しいです」

 また、総理官邸前では在日ミャンマー人や市民団体などが集まり、ミャンマーへの経済協力などを停止して国軍の資金源を断つよう訴えました。

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