米大統領 ワクチン対策強化へ…今月は「活動月間」[2021/06/03 07:28]
アメリカのバイデン大統領は来月4日の独立記念日までの「新型コロナからの独立」を掲げた目標に向け、さらなる対策強化を打ち出しました。
アメリカ、バイデン大統領:「新型コロナから我々を解放し、成人70%が接種を終えるため、この1カ月あらゆる手段を講じます」
バイデン大統領は2日、今月をワクチン接種をさらに進めるための「活動月間」と位置付けました。
新たな対策として、薬局でのワクチン接種について、来週から今月中の金曜日に限り24時間対応にすると発表しました。
合わせて子育て世代などにも接種を広めるため、保護者が接種している間に無料で子どもを預けられる環境を整備するということです。
バイデン大統領は来月4日の独立記念日を「新型コロナから独立する日」として「成人の70%が少なくとも1回の接種を済ませること」などを目標に掲げています。
CDC(疾病対策センター)によりますと、2日までに少なくとも1回の接種を済ませた18歳以上の成人の割合は62.9%となっています。