拘束記者涙で主張撤回 べラルーシ大統領批判を一転[2021/06/05 06:20]

 ベラルーシのルカシェンコ大統領批判の急先鋒として知られ、飛行機の搭乗中に拘束された記者がこれまでの主張を涙ながらに取り下げました。

 プロタセビッチ記者:「いつでもルカシェンコ大統領は勇気を持った真の男だ。私は自分の考えを改めた。もう二度と政治には関わりたくない」

 先月、乗っていた飛行機がベラルーシ軍の命令で緊急着陸し、拘束されたプロタセビッチ記者(26)は国営テレビが3日に放送した番組で、これまでの反政権的な主張を撤回しました。

 「反体制派の幹部と共謀し、武力による政権転覆を画策した」などと涙ながらに認めています。

 ベラルーシ当局はプロタセビッチ記者をテロリストに認定し、死刑にする可能性があるほか、飛行機に同乗していた交際中の女性も拘束しています。

 この映像を見た父親は、「息子は拷問を受けて無理やり喋らされている」と主張しているということです。

 プロタセビッチ記者の拘束を巡っては、欧米諸国が一斉に非難する声明を発表し、ベラルーシへの制裁の発動を決めています。

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