ペルー大統領選3度目ケイコ・フジモリ氏が猛追[2021/06/06 06:55]

 南米ペルーの大統領選挙で、日系のアルベルト・フジモリ元大統領の長女、ケイコ・フジモリ氏(46)が、決選投票前、最後の演説に臨み支持を訴えました。

 6日に実施されるペルーの大統領選挙の決選投票は、中道右派のフジモリ氏と、急進左派のペドロ・カスティジョ氏(51)の一騎打ちとなります。

 フジモリ氏は2011年と2016年にも決選投票に進みましたが、いずれも僅差で敗れていました。

 3度目の挑戦となる今回は、新型コロナウイルスで家族を失った世帯を対象に補償金を支給するなど、巨額の財政支出を公約に掲げています。

 世論調査では、リードするカスティジョ氏をフジモリ氏が追い上げる展開となっていて、大接戦が予想されています。

 フジモリ氏が勝てば、ペルーで初めての女性大統領となります。

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