中国で全国統一大学入試「高考」 事前のPCR検査も[2021/06/07 17:16]

 新型コロナウイルスの影響で去年、1カ月遅れで行われた中国の全国統一大学入学試験が今年は例年通り7日から始まり、過去最高の1078万人が受験します。

 中国の一大イベントである「高考(ガオカオ)」と呼ばれる全国統一大学入学試験が7日から始まりました。

 今年は1078万人が受験する見込みで、新型コロナウイルスの感染が広がる南部広東省の一部の地域では、すべての受験生に事前にPCR検査が義務付けられ、病院内での受験も認められました。

 高考は2次試験がないため、例年、替え玉受験が社会問題になっていて、北京市は今年からすべての会場に顔認証システムを導入したということです。

こちらも読まれています