「中国を中傷」と反発 米の先端技術強化法案に[2021/06/09 20:59]

 アメリカの議会上院が中国と対抗するための巨額予算を投じる法案を可決したことに対し、中国外務省は「事実を歪曲し、中国を中傷している」などと反発しました。

 中国外務省は9日の会見で「法案は事実を歪曲し、中国の発展の路線と政策を中傷し、中国脅威論をあおり立てている」と述べました。

 さらに「アメリカが中国を仮想敵とすることに断固反対する」と強調しました。

 8日にアメリカの議会上院で可決された法案は、AI(人工知能)や半導体などのハイテク分野で中国に対抗する競争力を高めることが柱となっています。

 また、来年の北京オリンピックへの政府関係者の派遣を取りやめる「外交的ボイコット」も求めています。

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