ロシアが連行の日本漁船 解放罰金900万円支払い[2021/06/10 16:41]

 ロシアの国境警備隊に連行され、サハリンで取り調べを受けていた日本の漁船が解放されました。

 日本時間10日午後3時すぎ、北海道・稚内の漁船「第172栄寶丸」がサハリンの港を出ました。

 ロシアの国境警備当局は漁船側が600万ルーブル、日本円で約900万円の罰金を支払い、解放されたと発表しています。

 また、日本政府関係者によりますと、乗組員の健康状態に問題はないということです。

 第172栄寶丸は5月28日、オホーツク海のロシアの排他的経済水域で違法操業を行ったとしてロシアの国境警備隊に連行され、サハリンで取り調べを受けていました。

こちらも読まれています