中国 21人死亡のクロカン大会…開催地の幹部自殺か[2021/06/11 23:31]

 中国で5月にクロスカントリー大会の参加者21人が死亡し、調査が行われていた開催地の幹部が自殺したと報じられています。

 中国メディアによりますと、クロスカントリー大会が開催された市の57歳の幹部が今月9日午前、自宅のあるマンションから飛び降り自殺をしたということです。

 地元政府はこの件を公表せず、死亡した理由は明らかになっていませんが、一部メディアは自殺の前に当局による調査を受けていたと報じています。

 5月に甘粛省の山間部で行われたクロスカントリー大会では天候の急変で気温が著しく下がるなどして参加者172人のうち21人が死亡しました。

 これを受け、中国政府は事故の原因と関連の責任を徹底的に調べるよう指示していました。

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