大量虐殺など「事実無根」新疆ウイグル自治区政府[2021/06/11 20:30]

 中国の新疆ウイグル自治区をテーマに日中の関係者らが意見交換し、新疆ウイグル自治区政府はウイグル族に対するジェノサイド(大量虐殺)などは事実無根だと強調しました。

 「美しい新疆」オンライン交流会と名付けられたイベントが11日に開かれ、新疆ウイグル自治区政府の責任者や中国の孔鉉佑駐日大使、日中の友好団体などが参加しました。

 アメリカなどが指摘するウイグル族に対するジェノサイドや強制収容、強制労働、強制不妊の問題について、新疆ウイグル自治区政府の責任者らは「事実が無視されています。でたらめです」などと主張しました。

 イベントでは新疆ウイグル自治区の現地の様子がビデオで流され、「信教の自由は尊重されています」などと説明したほか、避妊リングを自分の意思で付けたと話す女性も紹介されました。

 冒頭、孔鉉佑駐日大使は「アメリカなど西側の一部の勢力は真実を認めたくないのです。混乱させることは決して許されません」などと述べました。

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