米中外交トップが電話会談 台湾問題で応酬[2021/06/12 01:52]
G7サミットを前にアメリカと中国の外交トップが電話会談し、中国は台湾問題について「中国の核心的利益」と強調しました。
アメリカのブリンケン国務長官と中国の外交担当トップの楊潔チ共産党政治局員は11日、電話会談しました。
中国外務省によりますと、楊氏は「台湾問題は中国の主権と領土に関わる」と指摘し、「国の主権と領土を断固として守る」と述べました。
また、新型コロナウイルスについて、「アメリカの一部の人が武漢の研究室から流出したとでっちあげ流布している」と批判しました。
一方、ブリンケン氏は対中政策について「一つの中国」政策を守ると応じたということです。