NYタイムズのコロナ報道にピューリッツァー賞[2021/06/12 11:40]

 アメリカで優れた報道などに贈られるピューリッツァー賞が発表され、新型コロナの感染により拡大した人種格差などに焦点を当てたニューヨーク・タイムズが受賞しました。

 最も栄誉とされる公益部門には新型コロナの感染拡大で顕在化した人種間や経済の格差、アメリカ政府などの失策を取材したニューヨーク・タイムズが選ばれました。

 受賞の理由について主催者は、「勇敢で先進的、かつ徹底的な取材でデータの空洞を埋め、自治体や医療機関、企業や個人がコロナに対する準備や予防ができるよう手助けした」と評価しました。

 また、黒人男性のジョージ・フロイドさんが白人警官にひざで首を押さえ付けられて死亡した事件で、現場の状況を撮影した18歳の女性に特別賞が贈られました。

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