米大統領補佐官 金氏の“対話”言及に「興味深い」[2021/06/21 02:49]

 アメリカのサリバン大統領補佐官は現地メディアのインタビューで北朝鮮の金正恩総書記がアメリカとの対話に言及したことについて、「興味深いシグナルだ」と述べました。

 サリバン大統領補佐官は20日に放送されたABCテレビのインタビューで、北朝鮮の金総書記が「アメリカとの対話にも対決にも備える」と発言したことについて、「興味深いシグナルと捉えている」と述べました。

 バイデン政権が掲げる朝鮮半島の完全非核化に向けて「前進するためには外交に代わるものはない」と説明し、「交渉につくのかどうか、北朝鮮の明確なシグナルを待っている」と強調しました。

 そのうえで、サリバン氏は「彼らが送るべき明確なシグナルとは『交渉を始めましょう』ということだ」と、外交の実現に向けた北朝鮮側の対応を呼び掛けました。

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