米政府の台湾ワクチン支援 中国「政治利用」と批判[2021/06/21 20:13]

 アメリカ政府が台湾に250万回分のワクチンを提供したことについて、中国外務省は「ワクチンの政治利用だ」などとして、蔡英文政権とアメリカをともに批判しました。

 アメリカからの250万回分の新型コロナワクチンは20日、台湾の空港に到着しました。

 蔡英文総統は「困った時の友人は真の友人です」と感謝の言葉を述べました。

 これに対し中国外務省は21日の会見で、「自らの政治的利益のために、ウイルスとの闘いを利用している」と述べ、蔡英文政権を非難しました。

 また、アメリカに対しても「ワクチン支援を政治利用して中国の内政問題に干渉すべきでない」と牽制(けんせい)しました。

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