国際

ABEMA NEWS

2021年6月22日 15:24

中国との「団結」強調 習主席訪朝2年で北朝鮮大使

2021年6月22日 15:24

広告

 中国の習近平国家主席が北朝鮮を訪れてから20日で2年を迎えたのに合わせて、中国に駐在する北朝鮮の大使は「両国の団結で敵対勢力を打ち負かせる」とアメリカを牽制(けんせい)しました。

 習主席は2019年6月に北朝鮮を公式訪問しました。

 北朝鮮の李竜男(リ・リョンナム)駐中国大使は、中国共産党の機関紙「人民日報」に寄稿し、2018年の金正恩総書記の3度の中国訪問を含め、「意義深い会談を振り返り、両国人民の感慨は深い」としました。

 そのうえで、中国と北朝鮮が団結し、関係強化を続ければ「敵対勢力の挑発と妨害を打ち負かすことができる」と指摘し、アメリカを牽制しました。

 また、台湾や香港、新疆ウイグル自治区などにも触れ、「中国が国家の主権と領土を守る措置を完全に支持する」としました。

 一方、北朝鮮に駐在する中国の李進軍大使も「労働新聞」に寄稿し、両国関係は歴史の新たな出発点に立っているとし、「中朝友好の輝かしいページを引き続き記していく」としています。

広告