イスラエル外相「歴史的」 UAEを初めて公式訪問[2021/06/30 05:23]

 イスラエルのラピド外相が去年、国交を樹立したアラブ首長国連邦を訪問しました。イスラエルの閣僚が長年対立関係にあったこの国を公式に訪問するのは史上初めてとなります。

 ラピド外相は29日、首都アブダビに飛行機で到着し、アラブ首長国連邦側の歓迎を受けました。

 その後、イスラエル大使館の開設式典に出席し、「イスラエルは近隣諸国との平和を望んでいる」「歴史的瞬間だ」と語りました。

 イスラエルとアラブ首長国連邦はパレスチナ問題などを巡り、長年対立してきましたが、去年9月、アメリカのトランプ前大統領の仲介により、国交を樹立していました。

 両国はイランについて懸念を共有し、今後、経済関係を強化していく方針です。

 イスラエルはこのほか、バーレーン、スーダン、モロッコのアラブ諸国とも去年、国交を樹立しています。

▲このニュースはテレビ朝日が開発した「AIxCGアナウンサー 花里ゆいな」がお届けしています。

こちらも読まれています