ミャンマーでコロナ感染者急増 不服従運動が影響か[2021/06/30 20:10]

 ミャンマーで新型コロナウイルスの感染者が急増しています。

 多くの医療従事者が「不服従運動」を続けるなか、医療体制への不安も指摘されています。

 ミャンマーでは29日にクーデター後、最多となる1312人の新型コロナウイルスの感染者が確認され、累計の感染者は15万5697人となりました。

 クーデター以降、新規感染者は2桁以下で推移してきましたが、検査数が減って正確な実態が把握されていなかった可能性が高く、6月に入って急増しています。

 ミャンマーでは多くの医療従事者が国軍に抗議して職務を放棄する「不服従運動」を続けていて、医療機関は十分に機能していません。

 拘束が続くアウン・サン・スー・チー氏も弁護士を通じて、国民に対して「感染しないよう十分用心してほしい」というメッセージを伝えています。

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