中国「偏見」と反発 米国際調査で否定的評価が多数[2021/07/01 22:35]

 アメリカの調査機関が17の国と地域で行った世論調査で、ほとんどの場所で中国を否定的に見る人が過半数を超えたことに対し、中国政府は「偏見だ」などと反発しました。

 アメリカのピュー・リサーチセンターが日韓や台湾、欧米諸国など17の国と地域で行った調査によりますと、中国への評価を「否定的」と答えた人は平均して67%に上り、日韓やオーストラリアなど5カ国では75%を超えました。

 また、ギリシャとシンガポールを除く15の国と地域で8割以上が「中国は国民の自由を無視している」としました。

 これに対し、中国外務省は1日の会見で「西側諸国の反中政治家やメディアは中国への偏見に基づき、嘘やデマをまき散らしている」と主張しました。

 さらに「少数の国の少数の人々を対象に行った」として、この世論調査自体を否定しました。

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