コロナ変異ラムダ型 感染力はデルタ型と同程度[2021/07/04 15:15]

 南米を中心に感染が広がる新たな変異ウイルスの「ラムダ型」の感染力は「デルタ型」と同程度だとする研究結果が出されました。ファイザーとモデルナ製のワクチンは有効だということです。

 ニューヨーク大学・多田卓哉博士研究員:「デルタ株とラムダ株は、ほぼ同じ感染力を持っている。結論としてはラムダ株に対してファイザー、モデルナのワクチンは依然として有効だと言えます」

 ニューヨーク大学の研究チームによりますと、南米を中心に感染が広がる新型コロナウイルスの新たな変異ウイルス「ラムダ型」に対し、ファイザーとモデルナ製のワクチンは有効だということです。

 ラムダ型への効果が弱くなる可能性はあるものの、実際に感染して回復した人よりも高い免疫を得られるということです。

 これはインド由来の変異ウイルス「デルタ型」に近い結果で、研究チームはラムダ型はデルタ型と同じ程度の感染力だとしています。

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