中国当局は配車サービス大手の「滴滴出行(ディディ)」に対して調査を始めたと発表しました。IT企業への規制強化の一環とみられます。
中国政府のインターネットを取り締まる部門は2日、中国最大の配車サービス会社、ディディに対して国家の安全に関わる調査を始めたと明らかにしました。
具体的な内容は発表されていませんが、国家安全法やインターネット安全法に基づく調査だと説明しています。
調査期間中の新規のユーザー登録が停止されたこともあり、アメリカ・ニューヨーク証券取引所に上場されたばかりのディディの株価は下落しています。
中国では、ネット通販最大手のアリババや出前アプリ最大手の美団が摘発を受けるなどIT企業への締め付けが強まっています。
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