プーチン氏にサイバー攻撃措置を要求 バイデン氏[2021/07/10 11:11]

 アメリカのバイデン大統領はロシアのプーチン大統領と電話で会談し、ロシアの組織が関与しているとされるサイバー攻撃を「止めるための措置」を求めました。

 ホワイトハウスによりますと、バイデン大統領は9日、ロシアのプーチン大統領との電話会談で「ロシアの組織によるランサムウェア攻撃を止めるための措置」を講じるよう求めました。

 また、「アメリカ国民と重要インフラを守るために必要な行動は何でもする」と警告したということです。

 ランサムウェアは、身代金を脅し取ることを目的としたコンピューターウイルスの一種で、感染するとパソコンの画面がロックされ作動しなくなるなどの影響が出るとされています。

 5月以降、アメリカ国内の大手パイプラインや世界最大の食肉加工業者がランサムウェア攻撃により一時、操業停止に追い込まれたほか、7月2日にもアメリカのIT企業が被害に遭っていて、いずれもロシアを拠点とする組織が関与したとされています。

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