全米初サイバー攻撃対応の専門部隊NY市に[2021/07/10 13:31]

 アメリカで身代金要求型ウイルスを使ったサイバー攻撃が相次ぐなか、ニューヨーク市が全米で初めて都市として専門のセキュリティー部隊を設置しました。

 ニューヨーク市は、9日までにサイバー攻撃の脅威に対応する282人のチームを編成しました。

 水道や電力、医療機関などへの攻撃も想定していて、捜査員のほか、IT大手「アマゾン」や「IBM」など80の組織から優秀な人材を集めたということです。

 現地メディアによりますと、アメリカは世界各地から14秒に1度、身代金を要求する「ランサムウェア」のサイバー攻撃を受けていて、一度、被害に遭った企業の8割が再び攻撃されているということです。

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