コロナ病棟で火災…酸素ボンベ爆発 44人死亡[2021/07/13 10:52]
中東のイラク南部にある新型コロナウイルス患者の隔離病棟で火災があり、これまでに44人が死亡しました。治療に使われていた酸素ボンベが爆発したということです。
イラク南部ナシリヤにある病院で12日に火災が起き、ロイター通信によりますと、これまでに44人が死亡しました。
地元メディアは負傷者70人が病院に搬送されたと報じています。
火災は、この病院の新型コロナ患者の隔離病棟で起き、治療に使われていた酸素ボンベが何らかの理由で爆発したということです。
火は鎮圧されていて、生存者の捜索が行われています。
イラクでは、4月にも首都バグダッドの病院で酸素ボンベの爆発による火災が発生して82人が死亡しています。