中国でワクチン未接種者への行動制限で市民らが批判[2021/07/13 18:41]

 中国の複数の地域で、新型コロナウイルスワクチンを接種していない市民に対し、スーパーや学校などへの立ち入りを禁じる政策が発表され、市民から批判の声が上がっています。

 江西省安遠県の地元当局は12日、ワクチンを接種していない18歳以上の市民について、26日以降はスーパーや学校、銀行などへの立ち入りを禁じる方針を示しました。

 今月に入り、中国では同様の政策が浙江省など複数の地域で発表されています。

 市民からは「接種を強制するつもりなのか」といった批判が相次ぎ、一部地域ではすでに通知が撤回されています。

 中国政府の国家衛生健康委員会は4月の会見で、「接種を強制するやり方は断固として改めなければならない」との方針を示していました。

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