「強烈な不満」台湾言及の防衛白書に中国[2021/07/13 21:11]
政府が発表した防衛白書で台湾情勢の安定が日本の安全保障に重要だと初めて明記されたことに対し、中国は「強烈な不満を示し断固反対する」と反発しました。
防衛白書では台湾情勢の安定が日本の安全保障に重要だと初めて明記されたほか、尖閣諸島周辺における中国海警局の活発な活動について懸念が示されました。
これについて、中国外務省は13日の会見で「内政問題への乱暴な干渉であり、中国脅威論をあおっている」と批判しました。
そのうえで「強烈な不満を示し断固反対する」と述べ、台湾を念頭に「中国の完全な統一が地域の平和と安定に最も役に立つ」と主張しました。