ワクチンでNY市8300人の命救う エール大学が試算[2021/07/16 14:15]

 新型コロナウイルスのワクチン接種が進むアメリカ・ニューヨーク市が、ワクチンによって8300人が死なずに済んだとする研究結果を発表しました。

 ニューヨーク市は14日、1月から先月15日までに新型コロナに感染した50万人余りのうち、98.9%がワクチンの接種を完了していなかったと明らかにしました。

 入院患者と死者についても、98%以上が接種を済ませていない人でした。

 ニューヨーク市の人口は830万人余りで、エール大学の試算によりますと、ワクチンにより25万人の感染と8300人の死者を防いだということです。

 ニューヨーク市では、大規模接種会場を閉鎖する一方、病院や薬局など合わせて800カ所以上の会場数を維持しながら接種を呼び掛けています。

こちらも読まれています