米政権 中国サイバー攻撃に同盟国と連携して対応へ[2021/07/19 21:10]

 アメリカのバイデン政権が中国のサイバー攻撃を「安全保障への脅威」と明確に位置付け、日本を含む同盟国と連携して対応する方針を打ち出しました。

 アメリカ政府高官は18日、中国政府が支援するサイバー攻撃について「アメリカや同盟国にとって経済や安全保障の面で重大な脅威だ」と述べ、新たな対応策に乗り出す方針を明らかにしました。

 アメリカだけでなく日本などの同盟国に加え、EU(ヨーロッパ連合)やNATO(北大西洋条約機構)とも連携する方針だということです。

 また、中国のサイバー攻撃の50を超える技術や手口などについて、アメリカの国家安全保障局などが公開したうえで技術的な助言を送り、脅威に対応していくとしています。

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