日本の防衛白書に中国国防部「完全な誤り」と反発[2021/07/21 20:37]
今年の防衛白書で台湾情勢の安定が日本の安全保障に重要だと初めて明記されたことに対し、中国国防部は「完全な誤りであり無責任だ」と反発しました。
中国国防部は20日、日本政府が13日に公表した防衛白書について声明を発表しました。
声明では防衛白書で台湾情勢について明記されたことに対し、「完全な誤りであり無責任なものだ」と反発しました。
そのうえで「台湾問題は完全に中国の内政であり、いかなる干渉も容認しない」と強調しました。
また、客観的に中国軍の発展に向き合うべきだと述べたうえで「日本はいわゆる『中国の軍事的脅威』を煽り立てるのをやめるべきだ」と主張しました。