コロナ発生源の調査拒否を巡る米の批判に中国が反発[2021/07/23 20:50]

 新型コロナウイルスの発生源を巡る追加調査を拒否したとしてアメリカが中国を批判したことに対し、中国政府は「この問題については一貫してオープンだ」と反発しました。

 新型コロナの発生源を巡り、WHO(世界保健機関)が計画した武漢での追加調査を中国政府が拒否する考えを示したことについてアメリカ政府は22日、「無責任」で「危険」だと批判しました。

 これに対し、中国外務省は23日の会見で「発生源の問題を巡り、中国は一貫してオープンだ」と反発しました。

 さらに感染状況がより深刻なアメリカでの調査が必要だと指摘したうえで、「ウイルスを使って汚名を着せたり政治問題にする試みは国際社会の断固とした反対で決して成功しない」と主張しました。

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