“接種後7カ月で抗体レベル減少も”独ビオンテック[2021/07/27 11:41]

 新型コロナウイルスのファイザー製ワクチンについて、共同開発したビオンテックのCEO(最高経営責任者)が接種から7カ月で抗体レベルが減少しているとの見解を示しました。

 ウォール・ストリート・ジャーナルは25日、ファイザーとワクチンを共同開発したドイツのビオンテックのウグル・サヒンCEOのインタビューを報じました。

 サヒンCEOは、「接種後7カ月が経過した一部の患者のなかで抗体のレベルが減少している」との見解を明らかにしました。

 さらに、「新たな変異ウイルスへの予防効果はかなり低い」とも言及し、抗体の減少に加えてデルタ株への免疫力の低下を指摘しました。

 一方で、「ほとんどが重症化を避けることができ、3回目の接種は恐らくまだ必要ないだろう」との見方も示し、追加接種の是非について「それぞれの政府が判断すべき」だとしています。

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