米議会が北京五輪協賛企業を非難 中国は茶番と反発[2021/07/29 13:04]

 アメリカ議会の超党派委員会が、来年の北京オリンピックのスポンサー企業に対し協賛の辞退を促したことに対し、中国外務省は「茶番だ」などと批判しました。

 アメリカ議会で開かれた公聴会には、北京オリンピックのスポンサー企業5社の幹部が出席しました。

 議員らは、ウイグル族の人権が侵害されているなどと理由を挙げて、開催地が変更されなければ協賛を辞退すべきだと促しました。

 これに対し、中国外務省は28日の会見で「イデオロギーと政治的偏見に基づいて北京オリンピックを妨害しようとしている」と反発しました。

 また「典型的なアメリカ式の茶番だ」とし、ウイグル問題を利用して「中国を封じ込めようという下心だ」と批判しました。

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