イスラエルで3回目のワクチン接種 来月から開始[2021/07/30 06:24]
新型コロナウイルスのデルタ株による感染再拡大の続く中東のイスラエルで、3回目のワクチン接種を始めることが発表されました。
ベネット首相は29日に会見を開き、60歳以上の住民に対し、「ブースター」と呼ばれる3回目のワクチン接種を来月1日から始めると発表しました。
2回目の接種を受けてから5カ月以上経った人が対象となります。
イスラエルでは、一日の新規感染者が3日連続2000人を超えるなど、デルタ株による感染再拡大が続いています。
時間が経つにつれてワクチンの予防効果が低下するとのデータもあり、専門家らが政府に追加接種を提言していました。
3回目の接種はトルコやハンガリーでも実施することが発表されていますが感染拡大をくい止められるか、世界でも新しい試みとなります。