7月29日を「杉原ビザの日」に 米カリフォルニア州[2021/07/30 17:55]

 ユダヤ人を救った「命のビザ」がアメリカの記念日となりました。

 外交官だった杉原千畝氏は第2次世界大戦中にナチスから迫害されたユダヤ人にビザを発給し、第三国へ避難させることで数千人の命を救いました。

 アメリカ・カリフォルニア州議会はこの功績をたたえ、ビザが発給され始めた7月29日を「杉原ビザの日」として記念日に制定しました。

 カリフォルニア州には日系人とユダヤ系住民が多く暮らしていて、決議を主導した議員は「両者の関係がさらに良くなってほしい」「今こそ杉原氏の人類愛を見直すべきだ」と話しました。

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