ドイツが南シナ海に軍艦派遣 中国はけん制[2021/07/30 20:40]

 ドイツが南シナ海を含むインド太平洋に軍艦を派遣して日本などと訓練を行うと発表したことに対し、中国外務省は「地域の平和と安定を損なってはならない」と牽制(けんせい)しました。

 ドイツ国防省は29日、海軍のフリゲート艦「バイエルン」を来月2日からインド太平洋に派遣すると発表しました。

 中国が軍事拠点化を進める南シナ海などを航行し、日本やアメリカなどと合同訓練を行う予定です。

 これに対し、中国外務省は今月30日の会見で「沿岸国の主権と利益を尊重し、地域の平和と安定を損なってはならない」と釘を刺しました。

 28日にはイギリスの空母「クイーン・エリザベス」が南シナ海に入ったと報じられるなど、欧米各国による中国を牽制する動きが続いています。

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