ロシア “世界初”動物用ワクチン接種の動き広がる[2021/08/03 08:03]
新型コロナウイルスの感染が再拡大しているロシアではペットにもワクチンを接種する動きが広がっています。
モスクワ市内の動物病院ではロシアが世界で初めて承認した動物用の新型コロナワクチン「カルニバク・コブ」の接種が始まっています。
この病院ではこれまでにイヌとネコ合わせて4匹が接種を受けました。
ワクチン接種したネコの飼い主:「痛がるかと思っていましたが、獣医は上手でネコは何も感じなかったようです」
獣医:「新型コロナが将来的に動物から人間にうつることを予防したいのです」
ロシア製の動物向けワクチンは元々は毛皮用に飼育されているミンクなどのために開発されました。
ただ、連日2万人を超す新規感染者を出すなどロシア国内で新型コロナが猛威を振るうなか、ペットへ接種させる動きも広がっているということです。