英政府 米、EU各国からの渡航者の隔離措置を免除[2021/08/03 07:58]

 夏のバカンスシーズンの本格化に合わせてイギリス政府はアメリカやヨーロッパからの渡航者に対し、入国する際の隔離措置の免除を始めました。

 イギリスでは2日からアメリカとEU(ヨーロッパ連合)加盟国からの入国について、ワクチン接種が完了していれば10日間の隔離が免除されることとなり、空港は朝から出迎える家族などでにぎわいました。

 ただし、イギリスに出発前と到着2日後の検査は義務となっています。

 一方で、EUでもフランスは南アフリカ由来のベータ株が流行しているため、免除の対象外となっています。

 また、日本は現状この制度の対象外で、日本からイギリスに直接渡航する際は引き続き隔離が必要となります。

 ヨーロッパでは本格的なバカンスシーズンを迎え、旅行業界などからは規制の大幅な緩和を求める声が上がっていました。

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