米 RSウイルスが季節外れの流行か…コロナ拡大の中[2021/08/03 11:20]

 デルタ株の拡大でコロナウイルスの感染レベルが上がっているアメリカで、RSウイルスの季節外れの流行が指摘されています。

 RSウイルスは子どもやお年寄りがかかりやすく、発熱やせきを伴う風邪のような疾患で、アメリカでは通常、秋から感染が拡大するとされています。

 ニューヨーク・タイムズは1日、コロナウイルスの感染増加とともに、RSウイルスの感染が季節外れに増加しているという保健当局の懸念について報じました。

 テキサス州やフロリダ州などデルタ株の感染拡大がみられる地域では、すでにRSウイルスの感染拡大が始まっているということです。

 専門家はウイルスに触れる機会の少ない生活が長く続き、子どもに免疫がついていない可能性を指摘しています。

 RSウイルスは日本でも今年に入って感染拡大が指摘されています。

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