デルタ株拡大でNY州知事がワクチン接種義務化を要請[2021/08/03 10:43]

 アメリカ・ニューヨーク州のクオモ知事は地方自治体や民間企業に対して、ワクチンの接種か週1回の検査を義務化するよう呼び掛けました。

 クオモ知事は2日、ニューヨーク州の入院患者数が788人に上り、1カ月前と比べて2倍以上に増えていることを明らかにしました。

 ニューヨーク州では人口の6割近くがワクチンの接種を完了していますが、接種していない住民にデルタ株が急速に広がり、感染者数も先月から4倍以上に増えています。

 感染の急拡大を受けてクオモ知事は、地方自治体や民間企業にワクチンの接種か週1回の検査を義務付けるよう呼び掛け、感染者数が減らない場合は州政府として強制する可能性も示唆しました。

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