米政権 中ロ念頭に…12月、民主主義サミット開催へ[2021/08/12 08:33]

 アメリカのバイデン政権は、人権問題などで対立する中国やロシアに対抗するため、12月にオンライン形式で民主主義サミットを開催すると発表しました。

 ホワイトハウスは11日、バイデン大統領が主催する形で、12月9日と10日の日程でオンライン形式による民主主義サミットを開催すると発表しました。

 民主主義サミットでは「権威主義への対抗」、「腐敗への対応と戦い」、そして「人権尊重の推進」を主なテーマとして掲げています。

 バイデン政権はサミットについて、民主主義をより迅速で強靭(きょうじん)にするための行動の年のスタートと位置付け、約1年後にも2回目を開催する計画です。

 具体的な参加国は明らかにされていませんが、アメリカは民主主義国との連携を強化し、人権問題などで対立する中国やロシアへの対抗を強めたい考えです。

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