米ワクチン義務化禁止の知事がコロナ陽性に[2021/08/18 08:17]

 新型コロナウイルスの感染対策強化に否定的だったアメリカ・テキサス州の知事が新型コロナウイルスに感染したことが分かりました。

 テキサス州政府は17日、グレッグ・アボット知事が新型コロナの検査の結果、陽性だったと発表しました。

 知事は毎日、検査を行っていて、今回が初めての陽性だということです。

 知事は隔離され、抗体薬による治療を受けています。

 アボット知事は6月、「テキサス州は100%再開した。テキサス州の住民は行きたい所に行く自由があるべき」として、州内の企業や政府機関にワクチン接種を義務化することを禁じていました。

 また、マスク着用に関しても義務化を禁止しています。

 テキサス州はワクチン接種を完了した人が人口の45.5%と全米平均を5ポイント下回っていて、フロリダ州と並んでデルタ株感染拡大の中心地となっています。

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