アフガン選手団 空港閉鎖で東京パラへ出場できず[2021/08/19 06:23]
首都カブールの空港閉鎖の影響で東京パラリンピックへの出場を断念に追い込まれているアフガニスタン選手団の団長が組織委員会などに支援を求めたことを明かしました。
アフガニスタン選手団、アリアン・サディキ団長:「選手たちは『出場したい』『権利を奪わないでほしい』と言ってきました。選手からのビデオメッセージをできる限り翻訳し、組織委員会とIPC(国際パラリンピック委員会)に転送しました」
サディキ団長が17日に送った映像ではアフガニスタン史上初の女性パラリンピアンのコダダディ選手が「何とか助けてほしい」と訴えました。
映像は現在、組織委員会などのスタッフの間で共有されているということです。
サディキ団長は「出場できるように団結することが私たちにできる最低限のことだ」と国際社会に協力を呼び掛けました。