韓国 AZワクチンの年齢制限変更で接種に殺到[2021/08/19 17:08]

 日本でも接種が始まるアストラゼネカ製の新型コロナワクチンについて、韓国では年齢制限の変更後、30代から40代の世代が接種に殺到しています。

 韓国政府は、50歳以上が対象だったアストラゼネカ製ワクチンについて供給のめどがつき、一部会場で余ることが予想されたことから、年齢制限を変更し、17日から30代と40代も接種できるようにしました。

 その結果、開始2日間で同ワクチンを接種した人のうち、8割以上が30代と40代だったことが分かりました。

 同ワクチンを巡っては、若い世代でごくまれに血栓の発生が報告され、日本では40歳未満の接種は原則、対象外です。

 これまで対象外だった世代が一日も早い接種を望んだ背景には、度重なる政府のワクチン調達の失敗と感染拡大への不安があるものとみられます。

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