コロナ発生源調査巡り中国「米こそ受け入れるべき」[2021/08/19 20:13]

 WHO(世界保健機関)による新型コロナウイルスの発生源調査を巡り、中国政府はアメリカこそが調査を受け入れるべきとの独自の主張を続けています。

 新型コロナの発生源を巡ってWHOは先月、感染が世界で最初に広がった武漢での2回目の調査を提案し、アメリカなどが中国に受け入れを求めています。

 中国は感染拡大から1年余りが経過して武漢でのWHO調査を受け入れましたが、再調査については拒否する方針を示しています。

 また、中国外務省は18日の会見で「アメリカの狙いは真相の究明ではなく、中国をいかに消耗させイメージを悪くするかだ」と述べました。

 そのうえで「アメリカが堂々とWHOを受け入れ、フォート・デトリックの実験室などで調査を行うべきだ」との独自の主張を展開しました。

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