アフガン 日本の団体現地職員「助け来るまで待つ」[2021/08/25 02:00]

 イスラム主義勢力「タリバン」が制圧したアフガニスタンで日本の支援団体の現地スタッフがANNの取材に応じ、窮状を訴えました。

 日本の支援団体の現地スタッフ:「何も情報がない。家から出ることもできず、ずっと閉じこもっています」

 日本の団体の支援を受けてアフガニスタンで人道支援事業に携わっている男性はタリバンの制圧後、安全のために活動がすべて中断されたとして海外への出国を求めました。

 日本の支援団体の現地スタッフ:「先のことは全く分からない。助けが来たら出国できるが、それまではここで待ち続けるしかない」

 首都カブールの空港では国外脱出を求める市民らが詰め掛けるなどし、治安情勢は悪化しています。

 日本政府は現地に残る日本人や大使館の現地スタッフらの国外退避を支援するため、自衛隊機を派遣しています。

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