NY州知事に初めて女性就任 デルタ株と闘う姿勢強調[2021/08/25 10:43]

 セクハラの告発を受けて辞任したアメリカ・ニューヨーク州のクオモ前知事の後任として初めて女性知事が誕生し、新型コロナウイルスのデルタ株と闘う姿勢を強調しました。

 ニューヨーク州、キャシー・ホークル知事:「皆さんと私の優先事項は同じです。今、デルタ株と闘うことです。去年のコロナの恐怖を再び見たい人は誰もいません」

 副知事から昇格したニューヨーク州のホークル知事は24日、デルタ株への対策として3つの柱を掲げ、第一に子どもが安全に登校できる環境を整備すると発表しました。教師のワクチン接種や毎週の検査の義務化も進めるということです。

 また、住民のワクチン接種率を高めると宣言したほか、接種完了から8カ月経過した人への追加接種の準備を進めるとして、大規模接種会場の再稼働を検討していると明らかにしました。

 さらに、ホークル知事はニューヨーク州初の女性知事としてニューヨークの女性が誇りを持てるように州を導く自信があるとアピールしました。

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