台湾 “コロナ市中感染”108日ぶりゼロに[2021/08/25 23:31]
台湾当局は新型コロナウイルスの市中感染が108日ぶりにゼロになったと発表しました。
台湾・蔡英文総統:「流行が落ち着いても気を抜かないで下さい。世界中で感染が拡大している。引き続き注意して下さい」
台湾当局は25日、新型コロナウイルスの感染者が海外からの渡航者を除いて確認されなかったと発表しました。
新規の市中感染者数がゼロになったのは5月9日以来、108日ぶりです。
台湾では5月後半から変異株の影響で感染者が急増し、6月には一日の感染者数が600人を超えましたが、生徒の登校停止など厳しい対策を講じ、約3カ月かけて感染を抑え込みました。
台湾当局は「皆が喜ぶのは理解するが、本当にウイルスがゼロになったわけではない」と引き続き注意を呼び掛けています。