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アメリカ政府はアフガニスタンから軍の撤退を完了し、20年間の駐留に終止符を打ったものの、依然、現地に多数のアメリカ人が残っています。
(布施哲記者報告)
13人のアメリカ兵が死亡し、そして100人以上のアメリカ人が取り残されたままとなった撤退により、アメリカにとって苦い歴史的瞬間となりました。
アメリカ、ブリンケン国務長官:「最後の輸送機が飛び立ち、米軍の撤退は完了した。アフガニスタンには、まだ100人以上の出国を望む米国人が残されている」
今後の焦点は、残されたアメリカ人たちの出国の支援に移ります。
まずは、かつての敵であるタリバン側にアメリカ人の安全の保証とカブール国際空港の早期再開を求めていく方針です。
しかし、アフガン国内には、すでに2000人以上のイスラム国の戦闘員が活動していて、アメリカ軍の保護なしに安全な国外退避が可能なのか、そして、タリバン側にアメリカ人の安全を依存して大丈夫なのかという問題が残ります。
アフガニスタンでの20年の泥沼から、ようやく抜け出したアメリカですが、本当の試練はこれから始まることになります。
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