中国がミャンマーに特使派遣「建設的役割果たす」[2021/08/31 21:30]

 中国政府は今年2月に国軍によるクーデターが起きたミャンマーとの関係を強化するため、特使を派遣しました。

 中国外務省は31日の会見で、8月21日から28日にかけてミャンマーにアジア問題に関する特使を派遣したことを明らかにしました。

 特使はミン・アウン・フライン指導者らと相次いで会談し、ミャンマーの政局や新型コロナ対策について意見交換したということです。

 さらに、中国側から「早期に国と社会の安定を取り戻し、民主化への移行を再開するにあたって中国が建設的な役割を果たしたい」と伝えたとしています。

 国軍のクーデターから約7カ月が経過した現在も国内で抗議デモが続くなか、中国はミャンマーとの関係強化を進めています。

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