米フロリダ州ワクチンパス要求で5000ドル罰金[2021/09/03 07:18]

 アメリカ南部フロリダ州は新型コロナワクチンの接種証明の提示を企業やレストランなどが客に求めた場合、最大で5000ドルの罰金を科すと発表しました。

 フロリダの保健当局は先月27日、いわゆる「ワクチンパスポート」を巡る新たな規則を発表しました。

 9月16日以降、企業や政府、学校などが個人に対してワクチンを接種した証明書の提示を求めることが禁じられ、違反した場合は最大5000ドル、約55万円の罰金が科されるということです。

 共和党のデサンティス州知事はワクチンの義務化について、「個人の自由を奪う」として批判していました。

 一方、ニューヨーク市ではレストラン店内を利用する客に対し、ワクチン接種の証明書の提示を義務付けていて、ワクチンパスポートを巡ってアメリカ国内で対応が分かれています。

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